アクアリウムとは
~水草アレンジ入門~

植物のなかでも、水の中や上で育つものを、総称してアクアリウム、または水草と呼んでいます。
水草は、外見上の分類として「有茎水草」「ロゼット型」「その他」の3つに分かれます。「有茎水草」は、葉を上方へ伸ばし、葉をつける草で、もっともバリエーションが豊富です。「ロゼット型」は、根元から葉が伸び、大型水槽などに適しています。その他つる状や脇芽を出したりするタイプもあります。
STEP1)水・用土の準備

水草を育てるときに、必要不可欠なものが水と用土(底床材)です。
人気のある用土といえば、カラーサンド。色が豊富で、様々なインテリアに合います。また、土を使いたくない人は、ジェルの底床材もあります。
水草アレンジで使う水は水道水で構いません。ジョウロを使って水をゆっくり注げば大丈夫。用土を巻き上げないように気を付けましょう。
STEP2)植えつけ方

水草を上手に植えつけるには、ピンセットを使い、丁寧に植えつけます。「有茎水草」は、植えつける前に痛んでいる部分や下葉を取り除きます。ピンセットを茎の付け根に挟み、用土に垂直になるように、3cm程植えつけます。
「ロゼット型」は、根を1~2cm程残しそれ以外はカットします。あらかじめ用土に穴をあけ、あまり深く挿さないようにします。
STEP3)配置場所

「有茎水草」に適している配置場所は、レースのカーテン越しの窓辺や間接光が差し込むリビングになります。「ロゼット型」は、光をあまり好まないため、玄関や洗面所などに置きます。風通しに気を付け、西日が当たらない所に配置しましょう。
STEP4)日常の管理 その1

水草の管理で一番大切なのは、水やりです。こまめに給水する必要があります。
また、水温も注意したいところ。足し水は、器内と同じ水温に調整してから注ぐようにします。痛んだ葉は枯れたりして水を汚しますので、こまめにはさみで切り落としてください。また、コケが発生した場合、指先で軽くこすって取り除きます。
STEP5)日常の管理 その2

水草は、激しい温度差を嫌いますので、四季を通じて安定した温度管理が必要となります。
また、3ヶ月に一度は用土を交換し、伸びすぎた葉は先端をカットし、見栄えを良くしましょう。
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